30代の終わりごろうつ病になった。
それまで友人たちからは「お前はうつ病にだけはならないだろう」と言われていたのに見事になった。
どよーんと暗くって、仕事に行けない。
朝無理やり家をでても会社近くの地下街の入り口で足がうごかなくなったりした。人の身体って気持ちに支配されてるのだなと思った。
毎日やってる仕事の内容(サポートデスク)は好きだったし楽しかった。お客さんとも仲良くなれてたしトラブル解決するのは快感でもあった。何が「うつ」だったかというと、派遣で古株になり顧客受けのよかった私に営業的な役割を振られそうになったからである。時給はそれほど上がらないのに責任だけ社員並みという、アホらしい状態が苦痛だった。多くは語るまい。今もどこかで同じことがされていると思う。
仕事に行くのが苦痛になり、外出するのが苦痛になり、人と話すのが嫌になり、寝返りをうつのも嫌になった。ホンマホンマ。
自分ではどうしようもなくて、なさけなくて、くやしくて、腹立たしくて、何の役にも立たないへなちょこに思えて、つらかった。
両親は「うつ病なんて甘え」世代だったので、自分で調べて近くの心療内科に行った。いろいろ調べた割には通院に便利な家の近くを選んでいる。ナマケモノの面目躍如である。今もその先生にお世話になっている。名医だとは思わないが(失礼な!)付き合いが長いので私の扱いに慣れているのがありがたい。
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心療内科や精神科に初めて行ったとき、誰かについて行ってもらうものなのか?
本人が一人で行ってもうまく説明できないように思えるんだけど。
何が原因で、普段とどう違うか…そんなことが冷静に説明できるんならそもそもうつ病になんてなってないんじゃないのか。
かといって誰かに付き添ってもらっても、本人が納得いくような説明をしてもらえるとも思えないし。
一から十まで被害妄想にも思えるような訴えを聞いてあげられるほど医者も暇ではなかろう。それはカウンセラーの仕事のような気がする。
初診には何を持っていったらいいんだろう?
つづく